■Raspbian Buster Liteのダウンロード
2020/4/7
(Raspberry Pi 3)
(Windows 10 Pro)
(Raspbian Buster Lite)
・以下のURLにアクセス
https://www.raspberrypi.org/downloads/raspbian/
・Raspbian Buster LiteのDownload ZIPボタンをクリック
・ダウンロードしたファイルを保存
2020-–-raspbian-buster-lite.zip
■インストール用USBメモリの作成
2020/4/7
(Raspberry Pi 3)
(Windows 10 Pro)
(Raspbian Buster Lite)
・2020-–-raspbian-buster-lite.zipファイルを解凍
・パソコンにRaspberry Piで使用するMiroSDの刺さったUSBアダプタを挿す
(4GB以上必要)
・Win32DiskImagerをインストール
http://sourceforge.jp/projects/sfnet_win32diskimager/
・Win32DiskImagerを起動
・Image Fileから解凍したイメージファイルを選択
2020-–-raspbian-buster-lite.img
・DeviceからMiroSDの刺さったUSBアダプタのドライブを選択
・「Write」ボタンをクリック
・「Yes」ボタンをクリック
※2分程度かかります
・Write Successful.と表示されたら「OK」ボタンをクリック
・「Exit」ボタンをクリック
・パソコンからMiroSDの刺さったアダプタUSBを抜く
・フォーマットしますか?と表示される場合「キャンセル」ボタンをクリック
■SSHを有効にする
2020/4/7
(Raspberry Pi 3)
(Windows 10 Pro)
(Raspbian Buster Lite)
・bootパーティションを開く
・ssh.txtというファイルを作成
■Raspbian Buster Liteの起動
2020/4/7
(Raspberry Pi 3)
(Windows 10 Pro)
(Raspbian Buster Lite)
・Raspberry Pi にMiroSDを挿す
・LAN ケーブルを接続
※DHCPサーバーが必要です。
・HDMIケーブルとディスプレイを接続
・USBマウス、キーボードを接続
・microUSBケーブルを接続し給電
※うまく起動すればログイン画面が表示されます。
・デフォルトユーザーpi、パスワードraspberryでログイン
■IPアドレスの確認
2020/4/7
(Raspberry Pi 3)
(Windows 10 Pro)
(Raspbian Buster Lite)
・microUSBケーブルを接続し給電
※うまく起動すればログイン画面が表示されます。
・デフォルトユーザーpi、パスワードraspberryでログイン
・以下のコマンドを実行
ifconfig
※以下の部分がDHCPサーバーから割り当てられたIPアドレスです
eth0: flags=・・・・・
inet 192.168.3.168 ←IPアドレス
■SSH接続
2020/4/7
(Raspberry Pi 3)
(Windows 10 Pro)
(Raspbian Buster Lite)
・microUSBケーブルを接続し給電
※うまく起動すればログイン画面が表示されます。
・PuTTYを起動
・ホスト名 (または IP アドレス)に以下を記入
例)192.168.3.5
・セッション一覧に以下を記入(任意の名称)
例)192.168.3.5
・ウインドウ→変換→リモートの文字セットからUTF-8を選択
・セッション→保存をクリック
・開くをクリック
・デフォルトユーザーpi、パスワードraspberryでログイン
■rootユーザーのパスワード設定
2020/4/7
(Raspberry Pi 3)
(Windows 10 Pro)
(Raspbian Buster Lite)
・microUSBケーブルを接続し給電
※うまく起動すればログイン画面が表示されます。
・PuTTYを起動
・ホスト名 (または IP アドレス)に以下を記入
例)192.168.3.5
・セッション一覧に以下を記入(任意の名称)
例)192.168.3.5
・ウインドウ→変換→リモートの文字セットからUTF-8を選択
・セッション→保存をクリック
・開くをクリック
・デフォルトユーザーpi、パスワードraspberryでログイン
・以下のコマンドを実行
sudo passwd root
・パスワードを2度記入
・以下のコマンドを実行(スイッチユーザー)
su –
・パスワードを入力しENTER
■初期設定
2020/4/7
(Raspberry Pi 3)
(Windows 10 Pro)
(Raspbian Buster Lite)
・デフォルトユーザーpi、パスワードraspberryでログイン
・以下のコマンドを実行
sudo passwd root
・パスワードを2度記入
・以下のコマンドを実行(スイッチユーザー)
su –
・パスワードを入力しENTER
・以下のコマンドを実行しconfigツールを起動
raspi-config
・7.Advanced Optionsを選択しENTER
・A1 EXPAND FILESYSTEMを選択しENTER(rootパーティションの拡張)
・を選択しENTER
・4.Localisation Optionを選択しENTER
・I1 change Localeを選択しENTER(地域設定)
・ja-JP.UTF-8 UTF-8を選択しENTER
・ja-JP.UTF-8 を選択しENTER
・4.Localisation Optionを選択しENTER
・I2 Change Timezoneを選択しENTER(タイムゾーン)
・Asia を選択しENTER
・Tokyoを選択しENTER
・4.Localisation Optionを選択しENTER
・I4 Change wi-fi Countryを選択しENTER(Wi-Fiの国コード)
・JP Japanを選択しENTER
・2.Network optionsを選択しENTER
・N1 Hostnameを選択しENTER
・を選択しENTER
・ホスト名(任意の名前)を入力しENTER
・を選択しENTER
・を選択しENTER
※再起動されます
■有線LANポートのIPアドレスを固定する方法
2020/4/7
(Raspberry Pi 3)
(Windows 10 Pro)
(Raspbian Buster Lite)
・デフォルトユーザーpi、パスワードraspberryでログイン
・以下のコマンドを実行
sudo passwd root
・パスワードを2度記入
・以下のコマンドを実行(スイッチユーザー)
su –
・パスワードを入力しENTER
・dhcpcd.confファイルを開く
vi /etc/dhcpcd.conf
・以下編集し上書き保存
interface eth0
↓
interface eth0 ←eth0
static ip_address=192.168.0.10/24
↓
static ip_address=192.168.0.10/24 ←IPアドレス/サブネットマスク
static routers=192.168.0.1
↓
static routers=192.168.0.1 ←デフォルトゲートウエイ
static domain_name_servers=192.168.0.1 8.8.8.8 fd51:42f8:caae:d92e::1
↓
static domain_name_servers=192.168.0.1 8.8.8.8 ←DNS1、DNS2
・設定の反映
service dhcpcd reload
・デフォルトゲートウエイへPING疎通確認
ping 192.168.0.1
■インストールされているパッケージを全更新
2020/4/7
(Raspberry Pi 3)
(Windows 10 Pro)
(Raspbian Buster Lite)
・デフォルトユーザーpi、パスワードraspberryでログイン
・以下のコマンドを実行
sudo passwd root
・パスワードを2度記入
・以下のコマンドを実行(スイッチユーザー)
su –
・パスワードを入力しENTER
・パッケージを管理しているDBを更新
apt-get update
・インストールされているパッケージを全更新
apt-get upgrade
・続行しますか? [Y/n] でyと入力しENTER
■vimの再インストール
2020/4/7
(Raspberry Pi 3)
(Windows 10 Pro)
(Raspbian Buster Lite)
・デフォルトユーザーpi、パスワードraspberryでログイン
・以下のコマンドを実行
sudo passwd root
・パスワードを2度記入
・以下のコマンドを実行(スイッチユーザー)
su –
・パスワードを入力しENTER
・インストールされているviの確認
dpkg -l | grep vi
・vim-tinyのアンインストール
apt-get –purge remove vim-common vim-tiny
・続行しますか? [Y/n] でyと入力しENTER
・vimのインストール
apt-get -y install vim
・以下のコマンドを実行
vim –version | grep clipboard
※-clipboard と表示されている場合は、クリップボードが無効
■gpsdのセットアップと起動
2020/4/7
(Raspberry Pi 3)
(Windows 10 Pro)
(Raspbian Buster Lite)
(GLOBALSAT BU-353S4)
・デフォルトユーザーpi、パスワードraspberryでログイン
・以下のコマンドを実行
sudo passwd root
・パスワードを2度記入
・以下のコマンドを実行(スイッチユーザー)
su –
・パスワードを入力しENTER
・gpsdのインストール
apt-get -y install gpsd gpsd-clients python-gps
・シャットダウン
shutdown -r now
・GLOBALSAT BU-353S4をUSBポートに接続し、起動
・USBデバイスの一覧と詳細情報を表示
lsusb
※以下のように表示されます。Prolific Technology, Inc. PL2303 Serial PortがGPS
Bus 001 Device 004: ID 413c:2107 Dell Computer Corp.
Bus 001 Device 005: ID 067b:2303 Prolific Technology, Inc. PL2303 Serial Port
Bus 001 Device 003: ID 0424:ec00 Standard Microsystems Corp. SMSC9512/9514 Fast Ethernet Adapter
Bus 001 Device 002: ID 0424:9514 Standard Microsystems Corp. SMC9514 Hub
Bus 001 Device 001: ID 1d6b:0002 Linux Foundation 2.0 root hub
・以下のコマンドを実行
ls -l /dev/ttyUSB0
※以下のように表示されれば「/dev/ttyUSB0」として認識されています。
crw-rw—- 1 root dialout 188, 0 4月 18 23:04 /dev/ttyUSB0
・設定ファイルを開く
vi /etc/default/gpsd
・以下編集し上書き保存
DEVICES=””
↓
DEVICES=”/dev/ttyUSB0″
GPSD_OPTIONS=””
↓
GPSD_OPTIONS=”-F /var/run/gpsd.sock -b -n”
・gpsdサービスの有効化
systemctl enable gpsd
・gpsdを起動
systemctl start gpsd
・サービスの起動確認
systemctl status gpsd
※Active: active (running) となっていれば起動しています
・以下のコマンドを実行
cgps -s
※以下のように現在時刻や現在地の緯度経度が表示されればOKです
┌───────────────────────────────────────────┐┌─────────────────────────────────┐
│ Time: 2020-04-18T15:47:44.000Z ││PRN: Elev: Azim: SNR: Used: │
│ Latitude: 35. N ││ 2 51 161 38 Y │
│ Longitude: 136. E ││ 13 72 241 36 Y │
│ Altitude: 46.500 m ││ 15 38 246 41 Y │
│ Speed: 0.00 kph ││ 29 28 278 25 Y │
│ Heading: 322.2 deg (true) ││ 30 39 078 34 Y │
│ Climb: 0.00 m/min ││ 4 65 295 00 N │
│ Status: 3D FIX (149 secs) ││ 18 27 296 00 N │
│ Longitude Err: +/- 11 m ││ 23 13 047 00 N │
│ Latitude Err: +/- 28 m ││ 26 86 006 00 N │
│ Altitude Err: +/- 75 m ││ 31 34 066 00 N │
│ Course Err: n/a ││ 32 65 359 00 N │
│ Speed Err: +/- 204 kph ││ 144 85 324 00 N │
│ Time offset: 0.987 ││ │
│ Grid Square: PM85jj ││ │
└───────────────────────────────────────────┘└─────────────────────────────────┘
・うまく表示されない場合はアンテナを屋根のない場所へ移動
■NTPdのセットアップと起動
2020/4/7
(Raspberry Pi 3)
(Windows 10 Pro)
(Raspbian Buster Lite)
(GLOBALSAT BU-353S4)
・デフォルトユーザーpi、パスワードraspberryでログイン
・以下のコマンドを実行
sudo passwd root
・パスワードを2度記入
・以下のコマンドを実行(スイッチユーザー)
su –
・パスワードを入力しENTER
・ntpのインストール
apt-get -y install ntp
・設定ファイルのバックアップ
cp /etc/ntp.conf /etc/ntp.conf.org
・設定ファイルを開く
vi /etc/ntp.conf
・以下編集し上書き保存
pool 0.debian.pool.ntp.org iburst
pool 1.debian.pool.ntp.org iburst
pool 2.debian.pool.ntp.org iburst
pool 3.debian.pool.ntp.org iburst
↓
pool 0.debian.pool.ntp.org iburst ←コメントアウト
pool 1.debian.pool.ntp.org iburst ←コメントアウト
pool 2.debian.pool.ntp.org iburst ←コメントアウト
pool 3.debian.pool.ntp.org iburst ←コメントアウト
・設定ファイルを開く
vi /etc/ntp.conf
・以下追記し上書き保存
gps ntp
server 127.127.28.0 minpoll 4
fudge 127.127.28.0 time1 0.183 refid NMEA
server 127.127.28.1 minpoll 4 prefer
fudge 127.127.28.1 time1 0.183 refid PPS
・設定ファイルを開く
vi /etc/ntp.conf
・以下追記し上書き保存
restrict 192.168.123.0 mask 255.255.255.0 notrust
↓
restrict 192.168.10.0 mask 255.255.255.0 nomodify notrap ←変更(時刻同期を許可する範囲を追記)
・ntpサービスの有効化
systemctl enable ntp
・ntpを起動
systemctl start ntp
・サービスの起動確認
systemctl status ntp
※Active: active (running) となっていれば起動しています
・ntpqコマンドで同期の状態を確認
ntpq -p
※SHM(0)の前に’*’が付いていれば正常に動作しています。
・NTP有効になっているか確認
timedatectl status